AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。
成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことです。
思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。
一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。抜け毛が進行し、薄毛が目立つようになります。
AGA(エージーエー)の人は全国で1,260万人、そのうち気にかけている人は800万人、何らかのケアを行ったことのある人は650万人といわれています。
AGA(エージーエー)は進行性です。
何もせずにほうっておくと髪の毛の数は減り続け、徐々に薄くなっていきます。
そのためAGA(エージーエー)は早めのケアが大切です。
AGA(エージーエー)の脱毛部にはDHT(ジヒドロテストステロン)が高濃度にみられ、これがヘアサイクルの成長期を短くする原因物質と考えられています。
成長期が短くなることにより、髪の毛が長く太く成長する前に抜けてしまいます。
十分に育たない、細い短い髪の毛が多くなると全体として薄毛が目立つようになります。
AGA(エージーエー)治療で一番大切なことは、根気よく治療を続けることです。
治療を始めてもすぐに効果がみられないため途中でやめてしまう人がいますが、AGA(エージーエー)治療の効果がみられるようになるまで、通常6ヵ月かそれ以上かかります。
1日1回服用する、朝夕1日2回塗布するなど、指示通り使うことが大切です。
面倒だからといって、朝夕1日2回塗布を1回で済ませたり、勝手に1回の量を増やしてしまったりしては、期待される効果は得られませんし、副作用が出やすくなることもあります。